川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業 | 川口都市開発株式会社

川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業(樹モールプラザ)

施工地区の概要

本施行地区は、JR川口駅東口から東に約300mに位置し、地区南側は都市計画道路3・3・71駅前六間通り線に接し、川口市における歴史ある中心的な商店街である銀座通り商店街(樹モール)に面して商業業務機能が集積しています。
一方で、地区内は不整形な敷地も多く、低未利用地が存在していました。また、商店街の核となる店舗の建物が都市計画道路内に存し、当該建物を含め老朽建物も多いなど耐震安全性に課題があり、建物の更新が必要となっていました。

事業の目的

本施行地区では、土地の共同化による合理的かつ健全な高度利用を促進し、適正な商業・業務機能及び街なか居住の充実を図ります。
また、建物の不燃・耐震化により防災性の向上を図るとともに、大規模災害時にも対応できる防災設備等の設置など地域貢献施設等の整備誘導や、歩行者空間の充実を図り、良好な中心市街地として相応しい市街地環境を形成することを目的としました。

施設建築物の設計概要

銀座通り商店街に面して低層部分に商業・業務施設を配置し、高層部分には定住型の都市型住宅の整備誘致を図ることで、商店街の活性化に寄与するとともに、高齢化社会を見据えたバリアフリー等の施設や設備を充実しました。また、大規模災害時にも対応できる防災設備(帰宅困難者一時避難場所等)の設置など、地域貢献施設(歩道状公開空地自転車ラック設置等)を整備誘導しました。
地上部分においては、敷地を東西に貫通する敷地内通路を配することで、当地区既存の日常生活動線機能を継承し、歩行者の利便性を確保しつつ、周辺環境と一体となったにぎわいの創出を図りました。

事業の歩み

平成24年 3月
栄町3丁目銀座地区再開発研究会発足
平成25年 6月
栄町三丁目銀座地区市街地再開発準備組合設立
平成29年 5月
都市計画決定
平成30年 3月
川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合設立認可
平成31年 3月
権利変換計画認可
令和 2年 2月
施設建築物等新築工事着工
令和 5年 3月
施設建築物等新築工事竣工
令和 5年 3月
工事完了公告
令和 5年12月
組合解散認可

事業の概要

  • 事業名
    川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業
  • 施行者
    川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合
  • 所在地
    川口市栄町三丁目601番地
  • 地区面積
    約1.1ha
  • 地区性格
    都市再生緊急整備地域、中心市街地、商店街
  • 権利変換
    法第111条特則型(地上権非設定型)

施設建築物の概要

敷地面積
9.069m2
建築面積
5.427m2
延べ面積
66.571m2
建ぺい率
60%
容積率
549%